メスが死んでも交尾し続けるヤツ「リネッラ・プロボスキデア」
リネッラ・プロボスキデアは繁殖期には他のオスがメスを奪おうと争い、その結果メスが窒息死することが多々あります。しかし、オスはメスが死んでいたとしても前肢と後肢を使用して死体の腹の側面を圧迫して卵を取り出し、最終的には受精させます。
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殺戮した大量のアリの死体を背中に乗せるヤツ「サシガメ」
あるサシガメの仲間(Inara flavopicta)は殺戮したアリの死体を背中に担ぐことで有名です。下の画像では20匹以上のアリの死体を背中に乗せています。アリを大量に乗せることによって視覚的にも嗅覚的にもカモフラージュすることができ、天敵のハエトリグモなどから逃れることができると考えられています。
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3週間ぶっ続けで交尾し続けて死ぬヤツ「アンテキヌス」
アンテキヌスのオスは繁殖期になると3週間連続で交尾をし続けます。最終的に交尾の期間を終えると、アンテキヌスは精根尽きて4~5日後に死んでしまいます。
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鳥なのにムーンウォークが出来るヤツ「キモモマイコドリ」
キモモマイコドリはムーンウォークができる唯一の鳥として有名です。尾を震わせて、振動を足に伝えて後ろに進みます。これはキモモマイコドリのオスの求愛行動です。
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ペニスを刺し合う戦いをする雌雄同体のヤツ「ヒラムシ」
ヒラムシは身を寄せてお互いを確認すると、2本の白いペニスを出し、相手に精子を注入しようとします。また、相手からの精子の注入を避ける動きもします。1時間ほどこの行動は続き、最終的に精子を注入された方がメスとなります。
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グルグル転がって移動するヤツ「シャリングモ」
シャリングモは名前の通り、自分の体を車輪のようにしてグルグル回転させながら移動します。シャリングモの天敵はジガバチですが、普通に移動すればジガバチの餌食となってしまいます。そこで、シャリンバチは風を身に受けてコロコロ転がって逃げる方法を確立しました。
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オスは螺旋状ペニスを持つけど、メスは逆回りに回転しているヴァギナを持つヤツ「カモ」
カモのオスは強制的に交尾を行うため、それに対抗してメスは受精しずらいように逆回りのヴァギナを持つように進化したと考えられています。
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金玉を噛みあって戦うヤツ「グアナコ」
グアナコは1頭のオスが複数のメスを囲み、ハーレムを形成します。オス同士は戦いによってハーレムを奪い合います。オス同士の戦いでは金玉を噛んで攻撃します。
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お母さんのお腹の中で兄弟を食い殺して成長するヤツ「シロワニ」
シロワニの子宮内では先に生まれた子どもが卵を食べ、また後から生まれた赤ちゃんザメも全て食い尽くしてしまいます。こうして、子宮に残った2匹のみが生まれる権利を獲得します。
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メスの腹に鋭いペニスをぶっ刺して内臓を傷付けるヤツ「トコジラミ」
トコジラミのオスは腹部が鋭く尖っており、先端にはペニスがついています。メスの成虫の腹部には特徴的な切れ込みがあり、交尾の際にオスはこの切れ込みにペニスをぶっ刺します。この過程でメスの消化器官が傷ついたり血が出ることもあります。
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感染した宿主の性別を変えてしまうヤツ「ボルバキア」
ボルバキアは細菌の一種で虫に感染します。オスの虫に感染しているボルバキアは宿主の表現型をメスに変えてしまいます。つまり、遺伝子的にはオスなのに体はメスになってしまうのです。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Thumbnail_Zika.jpg](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/Thumbnail_Zika.jpg)
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交尾前にメスの生殖器を口で刺激するヤツ「ダーウィンズ・バーク・スパイダー」
ダーウィンズ・バーク・スパイダーのオスは交尾前に口を使ってメスの生殖器を刺激します。なぜこのような行動をするのかはっきりと解明されていませんが、オスの唾液には精子の運動を助ける酵素が含まれているか、他のオスの精子を排除する酵素が含まれていると考えられています。
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2つの眼が極端に発達したヤツ「メダマグモ」
メダマグモは2つの眼が非常に大きいのが特徴です。クモというと眼が複数ありますが、メダマグモも発達した2つの眼以外にも6個の眼があり、計8個の眼を持っています。発達した眼を使って狩りをします。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: P1000051_15-09-09-1.jpg](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/P1000051_15-09-09-1.jpg)
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お尻にしか見えないヤツ「ブタジリワーム」
ゴカイの仲間ですので「節」は一応存在するのですが、中央の部分が異常に膨らんでおり、まるでお尻のようなフォルムをしています。英語では「ブタジリワーム」と名付けられており、まさに風貌に適した名前です。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Chaetopterus-The-Floating-Butt.jpg](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/Chaetopterus-The-Floating-Butt.jpg)
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メスに交尾させてもらう代わりに翅を食べてもらうヤツ「コブバネコオロギ」
多くのバッタは精包と呼ばれるゼラチン質の塊をメスに渡して食べさせます。この中には精液が含まれており、メスは喜んで食べます。コブバネコオロギのメスは精包だけでは満足できずにオスの翅も食べてしまいます。
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生物界で唯一金属を体にまとうヤツ「ウロコフネタマガイ」
ウロコフネタマガイ(Chrysomallon squamiferum)は2001年に2500mの深海から発見された新種の巻き貝です。スケーリーフットとも呼ばれており、柔らかい体には硫化鉄でできた鱗をまとっています。金属をまとう生物は他に存在しません。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: D5HBMSvf-D9D74x-wpk-600x600-1.png](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/D5HBMSvf-D9D74x-wpk-600x600-1.png)
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自分の体長よりも何倍も長い精子を作るヤツ「ドゥロソフラ・ビフルカ」
ドゥロソフラ・ビフルカは全長58mmの精子を作り出します。あまりにも大きすぎるため、メスの卵細胞1個に対して精子6個の割合でしか精子を作ることができません。
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幼虫を接着剤代わりに使って巣をつくるヤツ「ツムギアリ」
ツムギアリは葉を丸めて巣を形成します。その際に、なんと自分の幼虫を咥えて、幼虫が吐く糸を使って葉を繋ぎ合わせます。この糸は幼虫が蛹になる時に必要なものであり、接着剤として使われた幼虫は蛹になることができなくなります。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Oecophylla-smaragdina-at-nest-construction-macro-video-YouTube.jpg](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/06/Oecophylla-smaragdina-at-nest-construction-macro-video-YouTube.jpg)
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ペニスの先が4つに分かれているヤツ「ハリモグラ」
ハリモグラには4つ又のペニスが備わっています。メスの生殖器の入り口は1つですが、中は2つの子宮に分かれています。オスのハリモグラは4つ又のうち2つのペニスを使用します。残り2つは使用しません。
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カエルの脚を奇形化させてしまうヤツ「リベイロイア」
リベイロイアは寄生虫の一種です。リベイロイアはオタマジャクシに寄生し、脚の形成が妨げて脚が何本も生やしたり、欠損させたりします。こうして動きにくくして最終宿主である水鳥に捕食されやすくします。
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純金のウンチをするヤツ「クプリアヴィドゥス・メタリドゥランス」
クプリアヴィドゥスは細菌の一種です。この細菌に自然界にある猛毒塩化金を食べさてたところ、1週間後には金を排出しました。つまり金のウンコをしました。現在はこの細菌を使って廃棄物から金を回収するが研究されています。
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